矢沢が幼少の頃、目に飛び込んで来る女性の水着姿というのは、夏の化粧品のCMが全てだった。小麦色の肌をしたタレントが波打ち際で戯れたり、砂浜を走り回ったり……。全身にオイルを塗った艶やかな肉体が、画面から飛び出してくるようだった。
そのせいか、矢沢は今でも色白の女性よりも、褐色系の女性の方に惹かれる傾向がある。しかし、モデルやコンパニオンとしての需要は圧倒的に色白系。RQたちも日焼け対策には余念が無く、夏場でも白い肌を維持したコが殆どだ。となると、サーキットではむしろ小麦色のRQが目立ってくる。今年「ZERO SUN house nation girls」の2人は正に小麦色コンビ。矢沢が目を奪われたことは言うまでも無い。
PHOTO/TAKANORI YAZAWA
↑サーキットに夏の風を吹かせる"小麦ーズ"。カリッとしている。
そのうちの一人が今年デビューした今井ひかるだ。現RQ界で屈指の人気を誇る稲垣慶子の相方として大抜擢!内心はさぞかしプレッシャーが掛かっているだろうと察するが、画にしてみると決して見劣りしないシルエット。ツーショットのバランスも絶妙だ。しかも彼女は17歳の現役女子高生。今でこそ女子高生RQは珍しく無くなったが、希少な存在であることは間違いない。
PHOTO/TAKANORI YAZAWA
撮影した感触としては、まだまだ表情に硬さは残る。しかし、新人でそれは無理も無いこと。キャンペーンガールとして企業や商品のイメージを背負っているのだから、取材カメラの前で襟を正すのは当たり前。硬さはむしろプロ意識の現われであり、ポテンシャルも計り知れないと期待も寄せている。
それを裏付けるのが彼女のブログだ。自分撮りした写真には素の魅力が溢れている。そこには等身大の女子高生の日常が綴られており、取材カメラの前で見せることの無かった今井ひかるがいた。「こんな表情ができるんだ!?」「こういう魅力もあるのか!?」と、感心することしきり。矢沢が彼女に期待を寄せる理由である。
このようにブログというのは媒体を通して見ることのできない女の子の魅力が満載だ。取材のみの接点だと、どうしても現場の力量だけでそのコを見てしまいがちだが、より深く対象を知ろうとした場合、この上ない情報源になり得る。今回、取り上げた今井ひかるをモデルケースの1つとして、メディア上の彼女と、ブログ上の彼女を見比べてみては如何だろうか。今まで知らなかった彼女の魅力に出会えるはずだ。
RQジャーナリスト 矢沢隆則
今井ひかるちゃんのブログ「今井ひかるのブログ」はこちら
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