晴れたり雨が降ったりと不安定な天気が続く今日この頃、1週間で3本の傘をなくしてしまい、この原稿を書く前に新しい傘を買いに行ってきたクスミです。どなたか、私の傘、知りませんか!?

というワケで、気を取り直してご紹介する、本日のサーキットのお仕事２年目以降の注目レースクイーンは、『スーパーGT』で活躍中の『RECLADY KUMHO』こと、中川知映ちゃん。通称、ともたろーです☆

PHOTO/FUMITAKA KUSUMI

吸い付くような木目の細かい肌の質感といい、吸い寄せられるほどの胸の谷間といい、どこを見ても溢れんばかりの"イイ女"臭が漂う美女ですが、私、クスミのレンズが最も捕らえて離さなかったのは、ズバリ、その"瞳"です!!

何かを訴えかけているような大きな黒目。ウルトラマンのスペシウム光線が飛び出してきそうなエネルギー溢れるその目元。撮影後も残像が残るほど、彼女の「目ヂカラ」の強さに圧倒され、感服したクスミであります。

女優さんにしても、タレントさんにしても、グラドルにしても、そしてレースクイーンにとっても、目は自己表現の重要なパーツ。「目は口ほどにものを言う」と、昔の人もうまいことを言っていますが、ポートレート撮影でもまた、目元の表情は、その人らしさの多くを物語ってると言えます。知映ちゃんの瞳は、こちらの心の奥まで覗いているようなＳ的な情感を、それに反して笑顔で見せたときの瞳の輝きは、男性諸氏を誘惑するようなフェロモンが溢れ出ているかのよう。まさに、表現レンジのめちゃめちゃ広いモデルと言えるでしょう。

「わたしを綺麗に撮ってごらん」

もしくは……

「わたしの考えてること、分かって!?」

とか……

まるで、そんなセリフを語っているような瞳はMの久住にはたまりません。

さて。そんな知映ちゃんのサーキットデビューは2006年。『スーパー耐久シリーズ』の『ings SUPER RACE QUEEN』としてサーキットに登場したときはボーイッシュなショートカットが印象的な、どちらかというと素朴系な女のコ。それが、2007年の同レースの『ings SUPER RACE QUEEN』ではシャギーの入ったミドルショートに変身。続く、2008年の『スーパーGT』で『GREEN TEC KUMHO サーキットレディ』に抜擢させた頃には、ウェィビーなセミロングに。そして今年は、ご覧の通りのイイ女の代名詞! ストレートのロングヘアに。

PHOTO/FUMITAKA KUSUMI

ヘアスタイルの変化もさることながら、どんどんフェロモン指数(女子力)があがってきている逸材。もちろん、カノジョ自慢の「目ヂカラ」も間違いなく年々アップしています。もー、来年がホント楽しみです。

熱撮ポイントはやはり、目ヂカラをどれだけ引っ張れるか。まずは目の輝きを強調するためにもハイライトを入れ、文字通り目を輝かせることです。

クスミは取材特権でレフ板をサーキットに持ち込むことができますが、皆さんも諦めることはありません。前回お話しした(※松谷裕美編参照)ように、白いTシャツを着用したり、足元のアスファルトが明るくなっているところに立ってもらうとか、ハンディストロボでの日中シンクロを利用したりと方法は色々あります(※ただしストロボを使う場合はストロボの設定を少し弱くするのがポイント。強すぎると肌の質感が損なわれますぞ!)

そして、ポージングにおいては少しあごを引いてもらう。顔の中でも特に目を一番前に持っていくこと、こちらをじっーと見つめてもらうことで瞳にもますます力が入り、目ヂカラが格段とアップしますぞ!

BY 熱撮カメラマン 久住文高