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2009年10月21日
【TOPICS】『モータースポーツジャパン09』にイケメンレーサー大集結!

 

 

 

東京お台場にエンジン音が鳴り響いた興奮の1日!

『モータースポーツジャパン2009』潜入ルポ!

 

 

先週10月10-11日に、お台場特設会場で行われた、MOTORSPORT JAPAN2009 Festival in Odaiba。ブースが出るのは各自動車メイカーから警視庁まで、という、走るクルマはエコカーからF1マシンまで、という、この幅広さ。ニッポンの自動車/交通の一大お祭りです。

 

さて、そのお祭りで出くわした、当サイトのインタヴュアー笑いにうるさい関西人のスケタケが思わず腹をかかえた「レーシングドライバー面白発言ベスト10」をご紹介しましょう。ニッポンのトップドライバーは、コメント上手が多いこと! ドライバーのキャラも楽しんでみましょう。

 

PHOTO/OSAMU FUJIMARU

↑秋晴れの好天に天下御免のトップレーサーたちのトークも滑らかなり。

上段左から、新田守男井出有治密山祥吾中山友貴

下段から、ロニー・クインタレッリ松田次生本山哲星野一樹の各選手。


 

第10位 「新幹線」

松田次生選手 

SUPER GT・GT500クラス「TEAM IMPUL #12 IMPUL カルソニック GT-R」

フォーミュラ・ニッポン「LAWSON TEAM IMPUL」

「乗りたいカテゴリー? なんでも乗ってみたい。ルマンも、F1も、新幹線の運転席も。乗り物なら何でも」

 

※07年、08年と史上初2年連続Fポン王者の松田選手は、知る人ぞ知る、名うての”テツ”なのでした。しかし、新幹線もカテゴリーに入っているのかい!! ちなみに彼は三重県生まれ。「俺はスズカの2コーナーでおぎゃーと生まれた」がお決まりの名台詞です。

 

 

第9位 「がんばれ〜」

中山友貴選手 

SUPER GT・GT500クラス「NAKAJIMA RACING #32 EPSON NSX」

レース中の中嶋(悟)監督との無線のやりとりについて。

「中嶋監督からは(呑気な口調をまねして)『中山、がんばれ〜』ぐらいですよ。こっちも『了〜、解〜』っつって、ブーーンと」

 

※激闘のなか、ものすごく”癒し”なやりとりをやってるの?

 

 

第8位 「お父さん」

星野一樹選手

SUPER GT・GT300クラス「MOLA #46 エスロード MOLA Z」

「お父さん……そりゃ怖いですよ! 僕にはふたり父がいた。休日にキャッチボールしてくれる人もいましたから」

 

※星野選手の父は、神々しくも「日本一速い男」と呼ばれた往年の名ドライバー星野一義。「小さいときからおもちゃはクルマしかなかった」とか。厳しい父の猛反対を振り切ってデビューしたのが一樹選手です。

 

 

第7位 「正しい進化」

本山 哲選手

SUPER GT・GT500クラス「NISMO #1 MOTAL AUTECH NISMO GT-R」

「子供の頃から順番にいうと、ミニカー→プラモ→ラジコン→ポケバイ→カート、と、僕はレーサーとして正しい進化を遂げてきました(笑)」

 

※昨年度SUPER GT王者の本山選手の進化の過程。4輪レーサーで、ポケットバイクをやっていた選手は珍しいんです。”ミニカー→プラモ→ラジコン”までは男の子ならやってそう。その延長にレーシングドライバーがあるとは、なるほど!

 

 

第6位 「勝手に改造」

本山 哲選手

SUPER GT・GT500クラス「NISMO #1 MOTAL AUTECH NISMO GT-R」

「ふだんの愛車はGTR(スカイライン)です。でもいま、荒(聖治選手)のフーガと交換していて。フーガもいいっすよ。で、僕は他人のクルマだから大事に乗っているんだけど、荒が僕のGTRを断りなしに勝手にガンガン改造しているという!」

 

※もういっちょ本山選手。しょうがねーな、って感じで笑ってました。アイツなら? やるわな、みたいな。「みなさんもクルマをカスタマイズして楽しんでほしい」と。

 

 

 

PHOTO/OSAMU FUJIMARU

 SUPER GTのマシンのデモラン、アーンド、TOYOTA F1のデモランを、ほんとに、サーキットでは考えられないような近さで見ることができるイベント。まさに目の前を通り過ぎて行く(カメラマンたちは、ひぃ〜とのけぞっていた)。が、その時に感じたのは「マシンの軽さ」! ふだんのレースでは絶対見せないドリフトやドーナツターンを繰り広げる様を目の当たりにして感じたこと→  猛烈爆発エンジンが後部で暴れんばかりにブンブン回ってて、そんでもって車体が軽いもんだから、ブワオブワオと、鼻息荒く前掻きする"馬"のような感覚に思えるんです。空に向かって今にも吹っ飛びそう! 「あぁ、これは空力で前輪付近を地面に向かって押さえつけなくては、たいへんなことになってしまう!」ってことが手に取るようにわかりました。ここが最大の収穫。うん、これはサーキットではわからなかったヨ。

 

 

 

 

第5位 「新兵器は使わず」

ロイック・デュバル選手

SUPER GT・GT500クラス「NAKAJIMA RACING #32 EPSON NSX」

フォーミュラ・ニッポン「NAKAJIMA RACING」

「今年はOTB(オーバーテイクボタン)を使う機会がありませんでした。パッシング(追い抜き)の必要がありませんでしたから」

 

※それくらい、彼のマシンは速かった。堂々の2009年のフォーミュラ・ニッポン王者。OTBとは1レースに5回使用できて、20秒間だけエンジンの回転数があがる装置。

 

 

第4位 「変わった気がしない」

伊沢拓也選手

SUPER GT・GT500クラス「AUTOBACS RACING TEAM AGURI #8 ARTA NSX」

フォーミュラ・ニッポン「DoCoMo TEAM DANDELION RACING」

「(一勝するまでに)時間がかかり過ぎた。やっと勝てたというカンジ。多くのメールや電話がうれしかったです。でもひとつ勝っても何かが変わった気はしません」

 

SUPER GT第7戦でついに初優勝。鈴木亜久里監督も、Qブロ!インタビューで伊沢選手のことを気にかけていた土屋圭一氏も、大喜びだったに違いありません。2勝目、3勝目を!

 

 

第3位 「前の方で」

小林可夢偉選手TOYOTA F1中嶋一貴選手WILLIAMS F1

「これまでのノウハウを活かして、自信を持って乗ります」

 

小林選手は先だってのブラジルGPで、F1デビューを果たしました)


そのセリフを聞いたF1の先輩・中嶋一貴選手は、

「僕も楽しみ。コースでのバトルでは負けません」

 

そのあと、

小林「僕らは絡んでもぶつかることはないよね、おたがいがわかっているから」

中嶋「ただ、絡むなら(順位が)前のほうでね!」

 

※このふたり、カート、フォーミュラトヨタ、ユーロF3時代、とずっと一緒に走ってきた同じ釜のメシを食った仲。F1の同じレースで走れることがうれしそう。

 

 

第2位 「チームメイト」

蜜山祥吾選手

SUPER GT・GT300クラス「R&D SPORT #62 R&D SPORT LEGACY B4」

「チームメイトの山野(哲也)選手の肌が黒すぎちゃって、隣に並ぶと、いつも僕の顔色が悪く見える。あれは日サロですから。僕の体調もいいんで、ええ、心配しないでください」

 

※ツーショットで並ぶことが多い同チームのドライバー。相方の見え方によって、自分の見え方も変わってしまうというプチ”グチ”?に笑えました。

 

 

第1位 「臭い?」

中山友貴選手

SUPER GT・GT500クラス「NAKAJIMA RACING #32 EPSON NSX」

「チームメイトがフランス人(この記事、第5位に登場したロイック・デュバル選手)なんで、乗り変わると、香水の匂いがすごい! クルマの中がいい匂い。最初は臭かったんだけど、慣れちゃった(笑)」

 

※22歳の若手、中山選手は名コメンテーターとしても要注目。SUPER GTはレース途中でドライバー交代がありますが、秒を争う真剣勝負のなかで、そんなことを感じていたとはね! 「彼がどこにいるか、いつエレベータに乗ったか、全部匂いでわかります。ホテルで、『あ、アイツ先に下に降りてるんだ』、とか(笑)」。今度、パドックでデュバル選手をみつけたら、こっそり背後から匂いを嗅いでみましょう。

 

 

 

とまぁ、見どころ、聴きどころたっぷりのイベント『MOTORSPORT JAPAN2009 Festival in Odaiba』、来年はみなさん行ったほうがよいですよ! おすすめです。

 

Reported by SHIN SUKETAKE

 

 

 

 

 

 

 

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