
「人気レースクイーン」と「普通のレースクイーン」のボーダーラインのひとつに、個性、いわゆる「キャラが立っている存在かどうか?」が上げられます。
サーキットという同じ土俵に立ち、外見も同じようなコスチューム。互角な条件のなかで、どーしてこーもファンの密集率が異なるのか!? そこで重要なのが、"つい声をかけずにはいられない存在"であるかどうか。近寄りがたいほどのオーラを放つ極上美人は別として、老若男女から愛される親近感は必須。さらに、その親近感を持たれる近道として考えられるのが、まさしくキャラの浸透性なのであります。
「お笑いキャラ」のレースクイーンには必ずやツッコミが入れられ、「天然キャラ」のレースクイーンにはお約束通りに優しいダメ出しが与えられ、「スウィーツ大好きキャラ」には鬼のようにお菓子の差し入れが届き、「Sキャラ」のレースクイーンには、叱ってほしいMな男性が集まります。
このように、人気レースクイーンに共通していえることは、ファンとの距離感を縮める会話の”きっかけ”としての「愛される(もしくは憎めない)キャラ立ち」が重要な要素なのでありますが……、『スーパーGT』の『石松Queen's TOKYOガールズ』の伊東りなちゃんもそのひとり。前回ご紹介させて頂いた『スーパー耐久シリーズ』で活躍中の『Feline Racing Queen』の暮羽優奈ちゃんが"妹キャラ"の代表選手としたら、りなちゃんはその対極、サーキット屈指の"弟キャラ"と言えるでしょう。
えっ!? おっぱいが二つもついてるのに弟だなんて……。
はい、その意外性がいいんです。
PHOTO/FUMITAKA KUSUMI
久住が彼女に初めて会ったのは忘れもしない4年前。『鈴鹿8時間耐久レース』でした。ハーフ美少女のようなエキゾチックな雰囲気を漂わせる"安達裕実"似の美人さんでしたが、不思議と色気は感じず、続く06年には『スーパー耐久レース』の『洗剤革命ギャル』、07年には『スーパーGT』の『洗剤革命ギャル』、08年には『UEMATSUレディース』と、着実にサーキットでのキャリアを積み、今年で4年目のベテラン選手に成長しましたが、いつまで経ってもセクシーさは微塵も感じられず。それでいて、不思議と気になる存在。それが安達裕実……、いや伊東りなでした。
彼女の面白いところは、女性を武器にしないというか、いい意味で「子供っぽい純粋なキャラ」が滲みで出ているところ。趣味はガンプラ作りにジグソーパズル。週末はカートに夢中で車とレースが三度の飯より大好き。なにげに美しい胸もラインも持っているようですが、それ以上に上腕二等筋のまっちょラインが自慢。って、どこをとっても少年です。お洒落なバーに誘っても速攻断られそうですが、朝の5時起きしてカブト虫を捕りに誘ったら間違いなくついてくるタイプです。ひょっとしたら、夏休みのラジオ体操すら参加してそうです。
そんなりなちゃんの熱撮ポイントはズバリ、少年のような純粋無垢な雰囲気をレンズに収めること。今回はシンプルに少年のように撮影を楽しむだけで十分。子供の頃に鉄道を撮りに行ったような、あのワクワク感だけで完璧。合い言葉は「Don't be Shy!」ですぞ!!
BY 熱撮カメラマン 久住文高
伊東りなオフィシャルブログ「がんばり〜な」はこちら
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