スーパーGT「MOTUL Circuit Lady」、五十嵐梅の笑顔を見ると、初めて女の子と付き合った頃を思い出す。目の前でそのコが微笑んでいるだけで幸せだったあの頃……。なぜ、そんなピュアな気持ちになってしまったのか？　今回はその魅力について掘り下げてみたいと思う。

 

PHOTO/TAKANORI YAZAWA

 

↑北海道生まれ、北海道育ち。おいしい牛乳を飲んで育ちました！

 

 

 

彼女は昨年、地元の北海道で行われた、横浜ゴム主催「WTCC イメージガールコンテスト」でグランプリを獲得。イメージガールのコスチュームを着て、3回ほどサーキットに立っている。チームのRQではなかったため、今年の新人として取り上げることにしたのだが、そんな経緯があったため、開幕前から既に注目していた。

 

となれば、いやが上にも期待は高まる。「どんな逸材なのか!?」目の前に現れた身長170センチのモデル体型。シルエットは新人の中で際立っていたが、緊張からか笑顔が少々硬かった。どうしても筋肉で笑っている感が否めないのだ。「期待していたほどではないな……」ところが!?　その評価はいとも簡単に覆る。

 

第3戦の取材を挟み、7月に三度取材。この時はインタビューがメインということもあり、彼女はワンピース姿で現れた。考えてみれば私服姿を見るのも、まともに会話するのもこの時が初めて。そして気づいた。五十嵐梅はとにかく良く笑うのだ。そして目が無くなる。本人はクシャッとなる所が好きではないようだが、その笑顔のせいか、とても幸せな空気感を醸し出す。

 

 

 

 

PHOTO/TAKANORI YAZAWA

↑愛でたくなる小動物っぽい顔立ち。なのに170cmあるギャップ。大きい小動物？

 

 

それに気づいてしまったら最後、インタビューそっちのけ。初めて女の子とデートした時のような、新鮮なドキドキ感が溢れ出てきた。「ヤバイ……この感情はなんだ!?」「四十男が小ムスメ相手になに翻弄されているんだ!?」。困惑しながらも、なぜかＯＧの人気RQの顔が浮かんできた。

 

片瀬まひろ、黒沢琴美、田中涼子……などなど。いずれも熱心なファンに長く支持されていた先輩RQだ。そして彼女たちには共通の魅力があった。「この笑顔を独り占めしたい！」「このコと付き合ったら幸せなんだろうな～」といった思いを、直に接した相手に抱かせてしまうこと。そう!……恋人気分が味わえるのである。

 

矢沢が五十嵐梅に感じた思いは正にコレ。彼女にもまた、かつての人気RQに見られた資質が備わっているということだ。彼女と直に接する機会がある方は、是非もこの恋人気分を体感して欲しい。そしてその瞬間、間違いなくファンになっていることだろう。

 

新人ながらスーパーGTの昨年度チャンピオンチーム「NISMO」に抜擢されたラッキーガール。レースクイーンでもトップに立てるか？

 

 

RQジャーナリスト　矢沢隆則

 

 

 

 

 

スケールはでっかいどー、道産子RQのブログ「五十嵐梅のなんちって！」はこちら

 

 

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